皆さんこんにちは!
株式会社マゴコロ、更新担当の中西です。
現場視点で押さえるアップデート 📚
制度は変わり続けます。最新の告示・通知は一次情報で確認しつつ、現場では「要件の翻訳」→「運用の整備」→「証拠の残し方」の3ステップで迷いを減らしましょう。具体的な読み方、加算要件の落とし穴、監査に強い“見える化”を紹介します。🧭
1|一次情報の見方(迷子にならないコツ)
• 何が変わったかを表で比較(旧→新)。
• “目的”を読む:なぜ変更された?(自立支援、重度化防止、連携強化 等)。
• “現場の行動”に翻訳:記録様式・連携頻度・研修内容を具体化。📄
2|加算要件の“あるある落とし穴”
• 同意書・説明の抜け:テンプレを面前で読み上げ、日付と署名を明確に。
• 算定日・期間のズレ:カレンダー運用で起算日を見える化。
• 記録の整合性:計画書と経過記録の言葉合わせ。用語を統一。
• 連携の証跡:SBARメモやメール/FAXの控えをファイル化。🗂️
3|“運用の整備”は5点セット
1) チェックリスト:要件を1枚に要約(該当/非該当)。
2) テンプレ文例:説明書・同意書・引き継ぎメモ。
3) 台帳:算定日・対象者・期限・担当を一覧で。
4) 教育:朝礼5分で1要件ずつ共有。
5) 監査ごっこ:月1回、自分たちで抜き打ち点検。🕵️
4|ケースで学ぶ“要件の翻訳”
• 連携強化系:月1の共同ノートとカンファ記録で証跡を残す。
• 口腔・栄養系:食事量・口腔ケアの写真記録を週1で共有。
• 認知症支援系:ABCDE記録で対応の再現性を示す。📊
5|周知と合意形成(ケアの質を下げない工夫)
• 家族への説明:算定のためではなく安全と自立支援のためと伝える。
• スタッフへの動機づけ:“書類のための書類”をやめる。現場で役立つ記録に。
6|監査・指導に強くなる“整える順番”
1) 実態の棚卸し:今やっていること/やれていないこと。
2) 要件とのギャップ:赤字で可視化。
3) すぐ直せることから:様式・台帳・掲示物。
4) 教育→定着:朝礼・同行・ミニテスト。🧩
7|今日から使えるチェックリスト ✅
☐ 変更点を表で比較し、現場の行動に翻訳したか。
☐ 加算要件を1枚チェックリストにしたか。
☐ 証跡(SBARメモ・写真・台帳)をフォルダで整理したか。
☐ 月1回の“監査ごっこ”を実施したか。
8|まとめ
制度は“読むだけ”では成果になりません。翻訳→運用→証拠の3ステップで、現場の質と算定の安心を同時に高めましょう。📚
皆さんこんにちは!
株式会社マゴコロ、更新担当の中西です。
職員を守る仕組みと振る舞い 🛡️
“支える人を守る”のは組織の責任。暴言・威圧・セクハラ・経済的搾取などのハラスメントと、虐待の疑いに対して、予防(仕組み)→初動(距離と記録)→報告(ルート)→再発防止の型を作ります。🧱
1|リスクの見取り図
• 場:狭い居室・閉め切った浴室・夜間帯など。
• 関係:依存・境界の曖昧さ・家族の負担増。
• 行為:暴言、威圧、身体接触、個人LINE交換、金銭や物品の要求。💬
2|予防=“境界線”の共有(採用・研修で明文化)
• 金銭・通帳・鍵は触れない。受け取りは第三者立ち会い。
• 個人連絡先を渡さない。連絡は事業所窓口のみ。
• 贈答は受け取らない/高額は辞退(規程を文書で)。
• 同性介助/複数訪問の選択肢を常備。🧑⚕️👩⚕️
3|初動:距離・時間・言葉(DTT)
• Distance:1歩下がる、ドアを開ける、同僚に合流。
• Time:話題を切り替え、“今はこの話はできません”と伝える。
• Talk:低い声量の短文。「本日はここまでにします。続きは事業所からご連絡します。」
• 記録:事実を時系列で。発言は引用で残す。📝
4|報告と通報(迷わないルート)
• 社内:上長→管理者→ケアマネ。当日中に共有。
• 外部:地域包括/自治体窓口。生命・身体の危険があれば110/119。
• 虐待の疑い:ためらわず相談。事実の記録が力になる。📣
5|再発防止:配置と運用を変える
• 複数訪問を原則化、訪問時間の短縮、同性介助へ切替。
• 同行研修で言い回し・距離の取り方を練習。
• “終了の選択肢”:契約上の手順に沿って、サービス提供の可否を見直す。📝
6|職員のメンタルセーフティ
• 振り返りデブリーフ:事実→感情→学び→次の一手。
• 相談窓口:匿名でも報告できる仕組み。産業保健・EAPの活用。
• 休息:配置換えや有休で“心の腫れ”を引かせる。💗
7|現場ケース:セクハラ発言が続くRさん宅
• 初動:その場でDTT、同行者を増やし、同性介助へ。
• 運用:時間短縮・複数訪問・記録を管理者へ日次共有。
• 結果:発言が減少。再燃時に契約見直しの条件を事前説明。🛡️
8|今日から使えるチェックリスト ✅
☐ 境界線ルールを採用・研修で明文化したか。
☐ DTT(距離・時間・言葉)を練習・共有したか。
☐ 報告・通報ルートを“壁貼り”したか。
☐ 配置や訪問形態を柔軟に変更できる運用にしたか。
9|まとめ
“支える人を守る”組織は強い。境界×初動×報告×配置の型で、安心して良いケアに集中できる環境を作りましょう。🛡️
皆さんこんにちは!
株式会社マゴコロ、更新担当の中西です。
119・嘔吐・低血糖・熱中症の初動フロー 🚑
“焦らず、速く、同じ型で”。緊急時は安全確保→観察→連絡→記録の順で動きます。発作・窒息・転倒・発熱・嘔吐・低血糖・熱中症の現場プロトコルを、在宅仕様で整理しました。📟
1|共通初動(30秒でやること)
1) 安全確保:転倒物・火・水をどける。窓を開け換気。
2) 呼吸と意識:呼びかけ・胸の上下・皮膚色。
3) 体位:呼吸苦→上体挙上、嘔吐→回復体位(横向き)。
4) 連絡:状況により119/訪問看護/主治医。同居家族にも短く共有。
5) 記録:時刻・症状・対応・結果を3行で。📝
2|症状別プロトコル
• 窒息(むせ・青ざめ・声が出ない)
o 咳を促す→出なければ背部叩打。意識低下や呼吸停止の疑い→119。
o 食後30分は座位維持。“追い飲み”禁止。
• 嘔吐・誤嚥疑い
o すぐ回復体位、口腔をやさしく清拭。口腔乾燥ケア。
o 発熱・咳が出たら看護→医師へ連絡。
• 低血糖(冷汗・手指の震え・ふらつき)
o 意識明瞭:ブドウ糖10〜20g(ゼリー等)→15分後再評価。
o 意識障害:119、口に入れない、保温。
• 熱中症(めまい・気分不良・発熱)
o 冷却(首・腋・鼠径)、涼しい部屋へ。水分・電解質を少量ずつ。
o 意識障害・けいれん・高体温→119。
• 転倒
o 頭部打撲/抗凝固服用/いつもと違う様子→119/看護。
o その場で無理に起こさず、痛み部位を確認→必要ならシートで移動。
• 発熱
o 38℃以上+呼吸苦/強い咳/ぐったり→看護→主治医。保温と水分。😷
3|“呼ぶ順番”の決め方(壁に貼る)
• 命の危険が疑われる:119→訪看→家族。
• 評価と処置が必要:訪看→主治医。
• 生活調整で収まる:ケアマネへ共有。
4|緊急セット(玄関近くに常備)
• 連絡台紙(連絡先と優先順位)
• 体温計・パルスオキシメータ
• ブドウ糖ゼリー/経口補水液
• 清拭用具・手袋・袋
• 懐中電灯・足元灯🔦
5|現場ケース:深夜の嘔吐で慌てたQさん
• 初動:回復体位→口腔清拭→上体挙上。体温37.8℃、SpO₂ 95%。
• 連絡:訪看へ。翌朝に看護訪問、主治医判断で経過観察。
• 結果:肺炎化せず回復。家族と“回復体位ポスター”を作成。🌙
6|今日から使えるチェックリスト ✅
☐ 共通初動(安全→観察→連絡→記録)を実践したか。
☐ 回復体位・上体挙上をチームで統一したか。
☐ 呼ぶ順番の台紙を掲示したか。
☐ 緊急セットを玄関近くに集約したか。
7|まとめ
緊急時は“いつも通りの型”が命を守る。貼る・置く・決めるで、迷いをなくしましょう。🚑
皆さんこんにちは!
株式会社マゴコロ、更新担当の中西です。
訪問看護・主治医・薬剤師と賢くつながる 🏥
在宅ケアの“推進力”は連携にあります。何を・いつ・どう伝えるかを仕組みにして、主治医・訪問看護・薬剤師・リハ職と迷いなく連動できる体制を作りましょう。現場で使えるSBARテンプレ、連携の優先順位、会議の回し方、プライバシー配慮までまとめます。🤝
1|連絡の原則はSBAR(そのまま使える型)
• S:状況(今起きていること):「本日16:00、38.2℃の発熱、咳増加」
• B:背景(既往・最近の変化):「昨日から食事量半分、先週尿路感染で抗生薬終了」
• A:評価(考えられること):「感染再燃の可能性、脱水も疑い」
• R:要請(してほしいこと):「受診要否の判断、看護訪問の追加可否」📞 → 音声→簡潔な書面(メモ/メール/FAX)の順で残すと、チームで追跡しやすい。
2|“誰に何を”の分担表(迷わないための地図)
• 主治医:診断・処方・方針決定。発熱・意識変容・急な痛みはまず相談。
• 訪問看護:バイタル評価・症状緩和・吸引・褥瘡ケア。緊急の初動は看護へ。
• 薬剤師:残薬・相互作用・剤形変更・アドヒアランス。
• リハ職(PT/OT/ST):活動量・嚥下・住環境。“できる”を増やす処方箋。
• ケアマネ:サービス調整・記録のハブ。会議設定・合意形成。🗺️
3|“時間”で考える連携フロー
• 即時(0〜1時間):119/訪看/主治医連絡(発作・窒息・重度の呼吸困難)。
• 当日(数時間以内):発熱・急な疼痛・脱水疑い→看護追加訪問、主治医相談。
• 近日(1〜3日):食欲低下・睡眠悪化・BPSD変動→看護/薬剤師/リハと調整。
4|定期連携:ミニカンファの回し方(30分版)
1) ゴール再確認:「生活目標=“来客を迎えたい”」
2) データ共有:体重・食事量・歩行・口腔・排泄・睡眠の推移を1枚で。
3) 課題の優先度:重大性×頻度でTop3。
4) 次の一手:担当・期限・評価指標を決める。🧭
5|連携を強くする“見える化”ツール
• 共同ノート:写真付き・週1で要点を記録(紙/アプリどちらでも)。
• 服薬カレンダー写真:飲み忘れの把握と調整に効果大。
• 食事ギャラリー:栄養士提案のベースに。📸
6|プライバシーと同意(守るべきライン)
• 目的と範囲を本人・家族に説明し、同意を得てから共有。
• 最低限の情報を必要な相手に。鍵・紙の持ち出しはルール化。🔐
7|現場ケース:発熱時の迅速連携
• 状況:37.9→38.3℃、食欲低下、咳あり。
• 初動:看護に連絡→バイタル評価と口腔・水分調整→主治医判断で抗生薬再開。
• 結果:在宅のまま3日で解熱。写真と記録で再発時も同手順で対応。🌟
8|今日から使えるチェックリスト ✅
☐ SBARで連絡したか(音声→書面)。
☐ 連絡先と優先順位(119/看護/主治医)を台紙に掲示したか。
☐ 週1の“共同ノート”で見える化したか。
☐ 同意とプライバシー保護を徹底したか。
9|まとめ
連携は“偶然”ではなく“設計”。型と地図があれば、誰が担当でも同じ品質で支えられます。🏥🤝
皆さんこんにちは!
株式会社マゴコロ、更新担当の中西です。
最期まで“いつもの暮らし”を
在宅での看取りは、“医療の現場”ではなく“暮らしの延長”。症状緩和(痛み・息苦しさ・せん妄・むくみ)、家族の不安への寄り添い、連絡網と役割分担を整えることで、穏やかな時間が流れます。宗教・文化・価値観への配慮も忘れずに。️
1|“その人らしさ”の確認から始める
• 何を大切にしたいか:音楽、光、香り、写真、衣類、誰と過ごすか。
• どこで過ごすか:居間?寝室?窓際?ベッドの向きまで希望を聞く。
• 食と水:無理に食べさせない。“口を潤す”が中心に。
2|症状緩和の土台(非薬物的アプローチ)
• 痛み:体位変換、クッション・枕の配置、温罨法。触れる強さは痛みの前後で変える。
• 呼吸困難:上半身を30〜45°挙上、扇風機やうちわで頬に風を当てる。口すぼめ呼吸のガイド。️
• せん妄:照明と時計、家族の声、落ち着く音楽。刺激は“少しだけ”。
• むくみ:心臓よりやや高く足を上げる。肌の保湿と優しいマッサージ。
3|口腔ケアとスキンケア(最期のやさしさ)
• 口:保湿ジェル・スポンジで口内を湿らせる。唇には薄くワセリン。
• 皮膚:摩擦を避け、シーツの皺を正す。保湿クリームで触れるケアを。
• 排泄:おむつは羞恥に配慮しつつ、清潔・乾燥を保つ。
4|家族の不安に寄り添う言葉
「眠る時間が長くなるのは、体の自然な変化です。水分は口を潤すことを大切にしましょう。呼吸が変わる時は、上体を少し起こして、頬に風を当てます。心配な時はいつでも電話してください。」
5|連絡網と“緊急ではないけど不安”の受け皿
• 窓口:訪問看護・主治医・ケアマネの時間外の連絡手順を紙で掲示。
• 合図:呼吸が荒い/痛みが強い/意識が変わる→まず訪問看護。
• 最期のとき:死亡診断の流れ、宗教者の連絡、葬儀社の段取りを事前に共有。
6|宗教・文化・家族の儀礼
• 祈り・読経・音楽などの希望を確認。写真や思い出の品の配置。
• 触れ方・見送り方:地域や宗教の作法に合わせる。️
7|現場ケース:窓辺で眠りたいPさん
• 希望:朝日が差す窓辺で最期の時間を過ごしたい。
• 環境:ベッドを窓際へ移動、上体30°挙上、好きな音楽を小さく。
• 家族:役割分担(口腔保湿・足の保湿・連絡係)。
• 結果:呼吸のしやすさが増し、家族との会話が穏やかに続いた。️
8|今日から使えるチェックリスト ✅
☐ 本人の大切にしたいもの・過ごし方を確認したか。
☐ 症状緩和の非薬物的ケアを実施したか。
☐ 口腔・皮膚ケアを“やさしく”続けたか。
☐ 連絡網と時間外の手順を掲示したか。
9|まとめ
看取りは“何もしない”時間ではなく、やさしさを重ねる時間。いつもの暮らしを少しだけ整え、最期までその人らしさを守りましょう。
皆さんこんにちは!
株式会社マゴコロ、更新担当の中西です。
孤立・虐待・緊急のサインを見逃さない 👀
独居は“気づけば悪化”が最大のリスク。郵便物・冷蔵庫・服装・近隣情報という“生活センサー”と、安否確認・センサー・地域連携の三層で見守ります。虐待や経済搾取の兆候、緊急連絡の優先順位も整理。🧭
1|日常の観察ポイント(生活センサー)
• 郵便物:未開封が増える、督促状の有無。
• 冷蔵庫:期限切れ・同じ食材の過剰、飲料・たんぱく源の不足。
• 服装:季節と不一致、同じ服の長期連続、汚れの放置。
• 家の音と匂い:テレビつけっぱなし、異臭・腐敗臭。
• 近隣の声:夜間の大声・ドアの開閉が減った等。👂
2|生活課題と支援の組み立て
• 食:配食・ドラッグストア配送・冷凍弁当のストック化。
• 買物:定期配送+置き配、プリペイド決済で金銭トラブル予防。
• 掃除:2畳ルールと道具の定位置化。転倒しやすい床を優先。
• 通院:訪問診療・服薬カレンダー・オンライン面談の導入。
3|安否確認の設計(毎日運用できる仕組み)
• “朝の合図”:冷蔵庫の見守り電源/ポットの使用検知/ドアの開閉センサー。
• “昼の合図”:配食の受け取り記録、お弁当写真の共有。
• “夕の合図”:テレビの見守り赤外線や照明の点灯確認。📡
• 連絡網:近隣キーパーソンを2名設定(鍵は管理しないが、通報役として)。
4|虐待・経済搾取の兆候(迷ったら記録→相談)🚨
• 身体:不自然なあざ、体重減少、清潔不良。
• 心理:過度の怯え、特定人物の話題で沈黙。
• 経済:口座の急減、不自然な契約、高額現金の持ち歩き。
• 対応:事実の記録→ケアマネ・地域包括へ相談。緊急は110/119。📞
5|現場ケース:新聞が山のOさん
• 観察:郵便受けに1週間分の新聞。冷蔵庫は飲料のみ。
• 仮説:無気力と食の低下。日中活動の減少。
• 介入:配食+昼の電話合図、週2デイで活動量を回復。
• 結果:夕の不穏が減り、体重が1.2kg回復。🌟
6|今日から使えるチェックリスト ✅
☐ 郵便・冷蔵庫・服装・匂いの4点を観察したか。
☐ 朝昼夕の合図を設計したか。
☐ 虐待・経済搾取の兆候を事実で記録したか。
☐ 連絡網(近隣2名+公的窓口)を整えたか。
7|まとめ
独居見守りは“人×テクノロジー×地域”の三層で安心をつくる。続けられる仕組みが命です。🏠
皆さんこんにちは!
株式会社マゴコロ、更新担当の中西です。
さて今回は
感情の流れ:
否認 → 怒り → 取引 → 抑うつ → 受容
日によって行き来するのが自然な反応。
言葉がけのポイント
「そう感じるのは自然です」
「一緒に作戦を立てましょう」
比較の罠
「隣の家はできている」→ 家庭ごとに条件・支援体制が違うと説明する。
1️⃣ 目的共有:「“できることを増やす”を優先に」
2️⃣ 役割分担:家事・見守り・通院同行を具体的に割り振る
3️⃣ レスパイト計画:デイ・ショート・訪問看護など、使い時を決めておく
4️⃣ 連絡網の整備:昼/夜/緊急時の窓口を一本化
“話し合い=負担調整の時間”と位置づけることで、家族の安心感が増す。
| 家族の葛藤 | 対応・提案 |
|---|---|
| 「入浴は毎日!」論争 | 安全と体力を優先し、部分清拭+足浴を提案。 |
| 「自分がやるのが愛情」 | “やり方を整える=愛情”と再定義。用具・導線を省力化。 |
| 金銭不安 | 小額財布+レシート貼付で見える化。詐欺対策も併せて説明。 |
「“毎日完璧”より、“無理なく続くやり方”が安全です。
今日は足湯と清拭で温まって、明日入浴にしましょう。
記録を写真で共有して、うまくいった型を増やしますね。」
言葉+共有+振り返りで“成功体験”を可視化。
事実:休む家族ほど介護を長く続けられる。
選択肢:
・デイの短時間利用
・入浴のみ利用
・ショートステイ“半日”から始める
休むサイン:
怒りっぽい/眠れない/涙が出る → 「そろそろ休む合図」️
“休む=続けるための技術”として伝える。
金銭・鍵・通帳:
原則として触れない。受け渡しは第三者立ち会い。
ハラスメント対応:
複数訪問・記録・通報フローを事前に説明。
個人連絡先:
利用者・家族に渡さず、事業所を窓口に統一。
⚠️ 現場を守る仕組みが「継続支援」の土台になる。
介護疲れで口論が続いていたNさん一家
状況:入浴頻度をめぐり夫婦喧嘩が常態化。
介入:家族会議で週2全身浴+隔日清拭に合意。
→ 「できた日シール」で成功体験を可視化。
結果:口論が半減し、会話時間が増加。
「達成感の共有」が家族の雰囲気を変える。
☐ 家族の感情に“名前”をつけて返したか
☐ 役割・連絡網・レスパイトの3点セットを提案したか
☐ 金銭・鍵・通帳には触れない運用にしたか
☐ ハラスメント対応の窓口を周知したか
家族支援は「説得」ではなく「整えること」。
言葉 × 選択肢 × 休む仕組み を整えることで、
家族はもう一度“介護を続ける力”を取り戻します。
寄り添いとは、我慢を減らし、希望を見える形にすること。
皆さんこんにちは!
株式会社マゴコロ、更新担当の中西です。
さて今回は
SOAP・経過記録・引き継ぎの“型”
| 要素 | 内容 | 記入例 |
|---|---|---|
| S(主観) | 利用者・家族の言葉をそのまま引用 | 「『今日は足が重い』と訴え」️ |
| O(客観) | 観察した事実・数値・時刻 | 「歩行速度低下、SpO₂ 96%、食事6割」 |
| A(評価) | SとOからの仮説 | 「疲労+軽度の脱水の可能性」 |
| P(計画) | 次の行動・方針 | 「白湯200ml、午後は外出控えめ。明日も歩行速度を確認」 |
ポイント:
誰が読んでも同じ行動が取れるよう、事実 → 判断 → 次の一手を明確に。
| NG表現 | OK表現 | 改善のポイント |
|---|---|---|
| 「部屋が汚い」 | 「床に洗濯物3点、廊下に紙パック2本」 | 状況を具体的に描写 |
| 「機嫌が悪い」 | 「声量が上がり『帰る』を5回発言」 | 主観を排除し、事実で表す |
| 「いつも通り」 | 「朝食:粥200g、味噌汁半分」 | 定量的に記録 |
判断語を避け、誰が読んでも同じ光景が浮かぶ“再現性のある記録”を意識。
〈時刻〉8:55 〈出来事〉入浴介助
〈観察〉立ちくらみ×1回(約30秒)
〈対応〉座位休息+白湯100ml
〈結果〉表情改善
〈次回〉入室前の水分声かけ、浴室マット増設検討
3行ルール
1️⃣ 今日起きたこと
2️⃣ なぜ(仮説)
3️⃣ 次回どうする
視認性UPの工夫:
タグ絵文字で定型句を見やすく(例:=入浴/=食事/=口腔ケア)。
❌ NG:「特になし」「いつも通り」
✅ OK:「昼食後に眠気強く、15時の散歩は短めに」「便秘傾向:最終排便8/20」
連絡先も明記
主治医 → 訪問看護 → ケアマネの優先順を統一。
| よくある問題 | 改善策 |
|---|---|
| 計画と記録のズレ (目標“掃除”なのに内容“会話”ばかり) |
ケア目標を生活目標に翻訳:「来客を迎えたい」など具体化。 |
| 同じ表現のコピペ | 食事量・歩行速度・表情・排泄などの時系列変化を観察。 |
| 個人情報の扱い | 必要最小限の記載+施錠・持ち出しルール徹底。 |
「今日は歩行速度が遅めで昼食は6割、白湯で改善。明日は入浴前に水分を先に取ります。」
✨ 1文の構成ポイント
数字(定量)
比較(変化)
次の一手(行動計画)
Before:「ふらつきあり」
After:「立ち上がり2回目でふらつき、椅子に手をつかない。夜間トイレ2回」
→ 足元灯+手すり設置を提案し、夜間転倒ゼロを実現。
☐ S/O/A/Pの順に書けたか
☐ 事実と解釈を分けたか(引用と数値)
☐ 次の一手(P)を書いたか
☐ 引き継ぎメモを未来志向で残したか
今日の記録から 判断語を3つ削除 し、
事実表現 に言い換えてみよう。
(例:「元気そう」→「会話時に笑顔・声量一定・歩行安定」)
良い記録は、“賢い現場”の証明。
誰が読んでも同じ対応ができる文章にすることで、
✅ 事故が減り
✅ 情報共有が速くなり
✅ ケアの質が継続的に上がる。
️ 記録は「作業」ではなく、チームの“思考の軌跡”です。
皆さんこんにちは!
株式会社マゴコロ、更新担当の中西です。
さて今回は
評価軸:重大性(S)× 頻度(F)をマトリクスで分類。
例)
- S高 × F高:転倒(夜間トイレ)/誤薬(旧薬混入)
- S高 × F低:火災/誤嚥
- S低 × F高:軽微な打撲/小物紛失
方針:
リスクTop5を抽出し、資源を集中投下。
👉 対策例:手すり設置・照明改善・服薬管理仕組み化
1️⃣ 事実確認:呼吸・意識・出血の有無をチェックし、周囲の危険を除去。
2️⃣ 安全確保:体位・保温・安静を維持。必要に応じて 119通報。
3️⃣ 連絡:家族 → ケアマネ → 主治医/訪問看護(順序は事業所ルールで統一)。
4️⃣ 記録:事実と推測を分けて記入。
🕒 時刻/場所/状況/対応/結果を具体的に。
5️⃣ 共有:当日中にチーム全体へ報告し、再発防止を迅速に。
KPT法
– K(Keep):良かった点
- P(Problem):課題
- T(Try):次の改善策
5 Whys(なぜを5回)で真因を掘り下げる
> 例)転倒 → 夜間暗い → 足元灯なし → 設置していない理由は? → 費用/認知の問題 → レンタル提案+家族説明
アクション設定
👉 改善策には必ず「期限」と「責任者」をセットで。✅
| リスク領域 | 最低限の対策ポイント |
|---|---|
| 転倒 | 履物・段差・動線・手すり・夜間照明。歩行スピードと立ち上がり回数を観察。 |
| 誤嚥 | 姿勢・一口量・食形態・食事速度。食後30分は座位保持。 |
| 火災 | IH調理/自動消火装置/感知器設置。外出時は電源チェック表を活用。 |
| 金銭 | レシート貼付・代理受領ルール・財布の定位置化。 |
| 誤薬 💊 | 一包化・ラベル・保管場所固定・旧薬廃棄の徹底。 |
| 個人情報 | 書類の持ち出し最小化。施錠・シュレッダー徹底。 |
Kさん(夜間転倒)
👉 足元灯+ポータブルトイレ+ベッド高調整 → 夜間歩行ゼロに。
Lさん(誤嚥)
👉 食形態をムース化、“一口ごと嚥下確認”でむせ回数1/4に減少。
Mさん(金銭トラブル)
👉 レシート貼付+小額財布導入で家族の不安が解消。
整合性の確保:
計画書・記録・報告書の表現を統一。
ヒヤリハット集計:
月次で件数をグラフ化し、対策実施率も併記。📊
研修記録:
参加者/内容/所要時間/振り返りを記載して保存。
☐ Top5リスクを決定し、担当者と対策を明確化したか。
☐ 事故時の初動フローを掲示・周知したか。
☐ ヒヤリハットを月次で集計・KPTで議論したか。
☐ 記録書類の整合性を確認したか。
リスクは「なくす」ではなく「管理する」もの。
見える化 × チーム運用で、
在宅の安全と安心を底上げしましょう。
👥 共有・仕組み・継続こそ、事故ゼロへの最短ルートです。
皆さんこんにちは!
株式会社マゴコロ、更新担当の中西です。
さて今回は
手指衛生(5つのタイミング) 🙌
① 訪問前
② 入室時
③ ケア前後
④ 体液接触後
⑤ 退出時
👉 アルコールが使えない汚れは「石けん+流水」で洗う。
個人防護具(PPE)
状況に応じて:手袋・マスク・エプロン・ゴーグルを選択。
咳エチケット
本人・家族にもティッシュ・マスクの使い方を共有。
| ケア場面 | 標準的な対応手順 |
|---|---|
| 入浴・清拭 | 手袋着用 → 終了後に手すりなど高頻度接触面を拭き取り。 |
| 排泄介助 | 手袋+エプロン。便汚染物は密閉袋に。トイレ清拭は上から下へ。 |
| 洗濯 | 手袋で取り扱い → 直接洗濯機へ。衣類をはたかない。乾燥まで実施。 |
| 清掃 | ドアノブ・手すり・スイッチなどを定期的に拭き掃除。 |
| 調理 | 生食材と器具を分ける。まな板・包丁は洗浄→乾燥を徹底。 |
換気・ゾーニング:出入りを最小にして空気を流す。
装備:使い捨て手袋・マスク・エプロン・ゴーグル(必要時)。
処理手順:
1️⃣ 外側から内側へペーパーで拭き取り。
2️⃣ 家庭用塩素系製品(表示濃度)で拭き取り。
3️⃣ 布類は密閉袋に入れ → 洗濯へ。
手指衛生:処理後はしっかり手洗い。
冬(インフルエンザ対策) ❄️
・加湿と換気のバランスをとる。
・加湿器の水替え・洗浄を忘れずに。
夏(食中毒・脱水対策) ☀️
・台所の拭き取り回数を増やす。
・飲水をこまめに声かけ。🥤
「消毒は“やりすぎ”も“やらなすぎ”も困ります。
手がよく触れる場所を毎日拭く、吐物は表示濃度で拭く、終わったら手洗い。
この3つだけを続けるのが一番効果的です。」
🌡️ 38℃以上の発熱 + 強い咳/息苦しさ/ぐったり感
🤢 激しい嘔吐・下痢・血便・意識変化
→ 主治医・訪問看護へ連絡。緊急時は 119通報。🏥
☐ 手指衛生のタイミング(前・後・接触後)を守ったか
☐ PPE(手袋・マスク・エプロン等)の使い分けができたか
☐ 高頻度接触面の拭き取りをルーティン化できたか
☐ 嘔吐物処理の流れを家族と共有できたか
「いつもの型」に落とし込むほど、ブレは減る。
標準予防策を 淡々と回す ことが最大の防御です。
流行期はほんの少しだけ強化、それが在宅の最適解。
🏠 日々の習慣が、感染ゼロのいちばんの近道です。